お家時間も増えた今、前々から気になっていた洗えるペットシーツを買いました。
使用した感想を素直に綴ります。
メリット
①ゴミが減る(ゴミ袋代節約)
私の住んでいる地域では買い物の際に貰えるビニール袋をゴミ出しのときに使えます。
今まではその袋が無料だったからよかったけれど、ビニール袋が有料となった今となってはその1枚がとても貴重!ペットシーツを洗えるものに変えたことでゴミが激減し、ゴミ袋代も節約できました。
②環境にいいことをしている気分になれる
我が家では生ごみは生ごみ処理機で分解して家庭菜園で使っているので調理中にはほぼゴミが出ません。
最も嵩張る可燃ごみがペットシーツでした。
洗えるペットシーツにしてからはお豆腐を買った時などにもらう小さな透明のボリ袋1つ分のゴミを出すか出さないかというレベルまで減りました。
環境にも優しいことをできていると思います。
③ゴミの臭いに悩まなくなった
使い捨てだとゴミの日まで自宅で保管していなくてはいけませんが、洗えるペットシーツならその場でニオイを洗い流せます。
ゴミの日まであと何日?と指折り数えながらアンモニア臭に耐えなくて済むようになりました。年末年始のゴミ回収がないときは特に助かります。
④お風呂の残り湯の有効活用ができるようになった
お風呂の残り湯は一晩経つと雑菌が繁殖してしまうと聞いて洗濯には使えずにいました。
夜に洗って朝まで室内干しをしているものジメジメしそうだし・・・という理由もあり、残り湯は捨てていたのです。
しかし、洗えるペットシーツを買ってからはそれを洗うときに残り湯を利用できるようになりました。
お風呂に入る時にペットシーツも持ってお風呂場に行ってしまうのです。
そして入浴を終えるときに残り湯で洗って干して出てきます。
(最後の一杯くらいはシャワーの清潔なお湯で。残り湯に紛れていた夫と私の皮脂が染み込んだままは嫌ですので(笑))
バケツ数杯ではありますが、今まで捨てていたお湯を再利用できるというのは嬉しいです。
⑤ペットシーツ代が節約になった
今までは200枚入りの使い捨てペットシーツを定期的に買っていました。
2匹の犬と暮らしていて、トイレシーツはリビングと寝室で使っています。
1日の使用枚数をそこまで意識していませんでしたが、
月々1500円~は掛かっていると思います。
それがなくなるのはとても大きい!
⑥ペットシーツ保管用の場所が空いた
ペットシーツのストックがなくなったら大変なのでいつも通販で箱買いしていました。
クローゼットの中にはドドーンとペットシーツ。
洗えるペットシーツを買ってからは使い捨てペットシーツは最低限用意しておけばいいのでクローゼットの中がスッキリしました。
⑦見栄えがいい
使い捨てペットシーツを敷いているとどう見てもトイレです。
洗えるペットシーツは色が白、ブラウン、ピンク、水色など。
そして、見た目はただの四角い布。
敷いてあってもトイレではなくて犬の寝床のような感じ。
以前のブログで引っ越しを機に犬のトイレを見えないようにしたと書きましたが、洗えるペットシーツならただの敷物に見えるので見せてても大丈夫かもという気持ちになりました(笑)
デメリット
正直、これといったデメリットは思いつかないんです。
強いて言うならってことで2点挙げます。
ほんとに「強いて言うなら!」です。
①最初に費用がかかる
私は洗えるペットシーツМサイズを6枚買いました。
購入当時の値段で約1万円。
最初だけお金がかかるので買うのに少し勇気がいります。
でも、使い捨てを買い続けていくことを考えたらすぐに元は取れると思います。
②洗う手間、干す手間がかかる
私が出会った洗えるペットシーツはとても洗いやすくて乾きやすいものでした。
洗う苦労はそこまで感じていません。
ですが、一つ注意点があります!洗った後にお風呂のドアの取っ手に掛けて一晩置いていたのですが、それだとドアにカビが発生してしまいました。洗い終わったら面倒でもすぐに外の物干しに掛けるなどして風に当てた方が良いです!
その他で私が感じたデメリットは特にありません。
設置した様子
こちらが購入したシーツでその下の画像が設置した様子。
念のためビニールシートの上に置いて使っていますが、
今のところ2匹の小型犬で一日中使っても漏れたことはありません。
リバーシブルで安心の吸水性
洗うことが面倒なのではないかと買うことを躊躇していた洗えるペットシーツ。今では買ってよかったと思っています。
愛犬がふらつくようになったときに介護用ハーネスでお世話になったお店の商品を買いました。
介護用ハーネスを買ったときもサイズが合わなければ交換ができたり、商品と同梱されていた用紙には
『もっとこうして欲しいという点があれば是非教えてください!』というメッセージがあったりと優しい印象。商品開発に力を入れていそうだったので洗えるペットシーツもしっかりしているだろうという期待から今回も注文しました。
今まで使ってみたこの手のペットシーツは裏面はビニール製のものが多かったのですが、これはリバーシブルなので両面使えるんです。
おしっこがペットシーツからはみ出してトイレトレーがびしょびしょ・・・なんてことがありません。
そして、何より有り難いのが愛犬がトイレを済ませた後にこのシーツを触ってみるとサラサラしているんです。
小型犬であれば一回ごとに洗わなくても一日敷きっぱなしにしていても大丈夫。(吸水性はおしっこが出た瞬間に消えるというよりはじわじわ吸っていく感じです。足を上げずに用を足す男の子だとジャンプしておしっこを飛び越えないと後ろ足が濡れてしまう危険性ありです。女の子なら後ろ足より後ろに尿が溜まるので大丈夫なはず)
干し方のコツ
乾きも早いので、夜に洗って風通しの良い場所に干しておけば翌朝には使えます。
少しでも早く使いたいときはこうやって干すといいですよ。
角から水が垂れてるのが見えますか?こうやって角が出るように干すことで水分がそこに集中的に集まってくれるので平行に干すときよりも水切れが早くなります。
雨の日や室内干しで乾きにくいときはこの斜め干しである程度の水を切った後にバスタオルを竿に干し、その上に洗えるペットシーツを干すとバスタオルが水分を吸ってくれるので乾きやすくなりました。濡れたバスタオルはずっと下に入れておかずにすぐに取り除きました。
快晴の日に外に干せるなら何も工夫しなくても大丈夫。風になびいて乾いてくれますよ♪
洗い方
洗うのも楽でした。バケツにお風呂の残り湯を入れてしばらく放置しておくとおしっこが自然と出てきてお湯が黄色くなります。
それを数回繰り返すだけでほぼ綺麗になります。その後軽くもみ洗いすると臭いも気にならないくらいに!
私は自分の愛犬の尿なので気にせず手を突っ込んでしまっているのですが、お風呂を混ぜるこれを使ってバケツの中のシーツを押すのもいいかも?と思っています。
残り湯で洗うだけでも十分汚れは落ちますが、それでも臭いは蓄積していくので、そういうときはお風呂で洗った後に時々洗濯機にもお世話になっています。
安く買う裏ワザ
先ほど紹介した私の使っている洗えるペットシーツはハサミで切ることが出来ます。
Mサイズ 定価1,870円(50×70cm)
Sサイズ 定価1,430円(50×40cm)
その差 SとMサイズの値段の差は数440円。
なのにMサイズはSサイズ約2枚分。
Mを半分に切ってみると50×35cmが二枚完成。
Sサイズ2枚分より1枚当たり5cmほどSより小さいくらいです。
ということはMを買って半分に切って使えば
約Sサイズが935円で作れてしまうってこと!
Sサイズを2枚買うより断然安い!
いやいや、Sより小さいのはダメだわ!
Mサイズがいいの!って場合も作戦はあります。
LLサイズなら100×140cmなので四等分したら
50×70cmのMサイズ相当が4枚作れます。
LLサイズの定価7040円÷4等分で1760円。
自分でカットするだけで通常のMサイズを4枚買うより440円安い。
このシーツはハサミで切ってもほつれてこないので、
犬だけではなく小動物のトイレの大きさに合わせて切ることもできます。
新品であれば洗った後の食器を伏せるのにもいいかな?と思っています。
もし購入を検討するときには敷きたいトイレトレーの大きさを確認し、ペットシーツを切っても奥行や横幅が足りるようであれば大きいものを買って切ることをオススメします。
使い捨てとの併用でストレフリー
いくら洗えるペットシーツが便利だと言ってもやはりこれだけに頼っていると疲れます。
忙しくて洗えない、天気が悪くて乾かない、わんちゃんがお腹を壊してうんちが緩い。生き物と暮らしている以上、様々な状況が生まれて当然。
私も使い捨てペットシーツを1パックは置いています。そして、洗うのが面倒な日やうんちが緩いときは使い捨てを利用。
洗えるものを買ったからと言って100%それにしなくてもいいと思うんです。
1週間のうちの半分のペースにしようが週末だけにしようがそれは使う人の自由。
数ある選択肢の一つとして繰り返し使えるペットシーツや使い捨てのシーツを組み合わせていけば良いと思います。
使って8ヶ月経過した写真
以下は2022年1月追記。2021年5月くらいから使い始めた洗えるペットシーツの現在の様子。
洗えるペットシーツを使用してから8ヶ月経過しました。毎日お風呂で洗っていますが、ほつれや破けは全くありません。
洗った後のニオイも特に気になりません。
毎日洗濯機で洗ったら傷みそうなので毎日洗剤なしでお風呂で手洗いして、月に1回くらい洗濯機で洗剤を使って洗っています。
これだけ使えたら紙のペットシーツより断然安いのでは?どのくらいの期間使えるのか、引き続き検証してみますね。