里親募集サイトを発見
保護犬を受け入れようと決めた夜。
【犬 里親 募集】
そんなキーワードでネット検索したところ、とある里親募集掲示板を見つけました。
犬種、地域、収容期限、年齢(子犬か成犬)など、細かく選べてとても便利。
本当はすべての動物が捨てられることなく暮らし、
こんな掲示板が一日も早くなくなってくれる方が良いのだけれど、
多くの犬が行き先を失っている現時点では貴重な掲示板。
私の希望条件は当時住んでいた賃貸マンションの規約に記載されていた【小型犬】ということだけ。
犬種も年齢も特にこだわっていませんでした。
住んでいる地域と小型犬を選んで検索してみたところ、1匹のペキニーズを発見!
それがバウ子です。
偶然にも先住犬が亡くなった日に保健所の収容期限が切れ、とある保護団体に引き出されていました。
亡くなった愛犬は白と茶色のシーズー。
掲示板に載っているバウ子の写真も白と茶色。
シーズー似のペキニーズ。
鼻ぺちゃでめちゃかわ。
早くも愛着湧きまくり。
まだ審査にも通っていないのに一緒に暮らす気満々でした。
審査の申込み
いくら掲示板でお気に入りの子を見つけたからと言って
「この子ちょうだい!」の一言では里親にはなれません。
保健所に収容された子には様々な事情があり、
保健所に入れられたことで心にも傷を負っている可能性があるため、
再度同じ目に遭わせないためにも審査があります。
中には里親になるふりをして動物をひどい目に遭わせる方もいるそうで、
譲渡する側も気を使うんだとか。
保護施設や団体によってその審査内容は違うと思いますが、私の場合は以下のようなものでした。
・住所、氏名、年齢、電話番号
・一日の外出時間
・部屋の広さ
・家族構成
・賃貸の場合はペット可か
・先住犬の有無
・子供の有無
・今後の引越しの予定
・犬の飼育経験
・譲渡時に費用を支払えるか
問い合わせフォームから自己紹介と上記の条件への回答を送って返事を待ちます。
※子供の有無と先住犬の有無に関しては子供や先住犬がいるから譲渡不可というわけではないと思います。
わんちゃんによっては子供や他の動物が苦手な子もいるので、その子に合わせて基準を設定しているはず。
お子さんの相棒に保護犬を検討している方も相談してみるといいかもしれません。
着信あり!電話による説明
メールを送った翌日、早速知らない番号からの着信が!
バウ子の件に違いないと仕事を抜け出して折り返してみると明るい声の保護団体の女性でした。
前日に私が送ったメールに関する確認とバウ子の現状、費用や今後の流れを話して電話は終わり。
これが面接だったのかな?
堅苦しい感じはなく数分で終わり。
正式に譲渡が決まったら再度連絡をくれるとのことでした。
審査通過
何人もの申し込み者の中から選考するのかなー
賃貸住まいでは落とされるのかなー
とそわそわしながら待っていたらあっさり譲渡が決まりました。
・私の勤務時間の調整が可能なこと
・過去何匹も犬を飼っていること
・飼育に必要な道具などもすべてそろっていること
・私に万が一のことがあっても世話を引き継いでくれる人がいること
以上が安心材料となったようです。
審査に通過したときにはまだ去勢が終わっていなかったので、
それが終わり次第、正式譲渡日を決めるとのことでした。