わからなかった関西弁
『これ、なおしといて』
埼玉から大阪に引っ越して就職したときに同僚から
『これ、なおしといて。』とファイルを渡されました。
そのファイルはクリアポケットがついているものだったので
それが破けているのかと思って全ページをチェックしました。
でも、破けていない。
ファイル自体も欠けているわけでもない。
直す必要がなかったことを伝えようと思って机に置いておきました。
すると、戻ってきた彼女が
『これ、なおしといてって言ったやん!』
と怒り出すんです。
「直すって言ったってなにも壊れていませんよ!」
と言い返すと驚いた顔をしています。
その後、『言葉わかる?どこ出身?』
と聞いてくれたことで謎が解けました。
大阪で「なおす」は「片付ける」という意味。
そこで初めて知りました。
じゃあ、修理してほしいときはなんて言うんだろう。
今、この記事を書きながら新たな謎が生まれてしまいました(笑)
『これ、ほっといて』
先ほど書いた「なおす」で揉めた職場で同じ人から
『これ、ほっといてくれる?』と言われたことがありました。
もちろん私はそれは触らずに放っておきました。
しばらくして戻ってきた彼女が
『ほっといてって言ったやん!』ってまた怒っています。
私は放っておけと言ったのに触っただろうと怒っているのかと思って
「触ってないですよ!言われた通り放っておきました。」
と言ったらまた彼女はぽかーん。
そのときはもう私が関東出身だと知られていたので
『もしかしてゴミを捨てるときにほっといてって言わない?』
とすぐに理解してくれました。
そう、関西では人にゴミを捨ててほしいときに
「ほっといて」とか「ほかしといて」と言うんです。
関西に住むまで知らない言葉でした。
書き言葉でも『いてる』
書き言葉では方言を使わないと思っていたのですが、
関西のチラシや職場内の文書などには
「いてる」という言葉が使われているんです。
「女の子がいてる」とか「お客様がいてる」のように。
テストのときも正解になるのか気になります。
バカとアホの違い
関東にいるときはバカという言葉を何の気なしに使っていました。
ふざけている人を見れば「バカだねー!」と笑っていたのに
関西ではそれができません。
どうやら関西ではアホじゃないといけないようです。
馬鹿は本当に相手を侮辱しているとき、
アホは愛情をこめているときなんだそうです。
関東ではアホって言われる方が貶されている感じがしますが
そこも関西では逆でした。
うっかり言わないように気を付けて生活しています。
思い出したら追記します
関西に引っ越してきて戸惑った言葉。
今思いつくのはこのくらいでしょうか。
思い出したらこの記事に追記していこうと思っています。