お見かけした日
それは大阪造幣局の桜の通り抜けの初日でした。
5月13日です。
私たちは15時に桜の通り抜けを予約。
初日ということもあり、多くのテレビ局が取材に来ていました。
千鳥さんの相席食堂という番組で“ロケの達人”と呼ばれていた
タージンさんもレポートをしていました。
テレビ局が取材するほどのイベントに自分が来ているだけでも嬉しいのに
テレビで見たことのあるタージンさんやレポーターさんまで見られた。
今日はついてるなぁ、得した気分だなぁと思いながら造幣局を後にしました。
遭遇場所
今年は感染症対策もあり屋台は出ていませんでした。
屋台があれば長時間行ったり来たりしながら楽しむことができるお花見も
それがないとなればあっという間に終わってしまいます。
せっかく来たのにこのまま帰るもの寂しいし、
南森町方面に向かって散歩しようということになりました。
そして辿り着いたのが天神橋筋商店街。
天神橋筋商店街には“ぷらら天満”という食品を売っているお店があります。
野菜が安いので以前はよく行っていました。
久々にそこに行きたくなり、商店街に入ると何やらテレビ局が!
また取材?
と思って近づいてみると見たことがあるお顔!!
フィギュアスケート選手の織田信成さんでした。
神対応とはこのこと
大阪に引っ越してきてからはロケに見かけてもほとんど芸人さん。
今回もそうだと思っていたので驚いてしまって
「織田さんだ!」と大声を出してしまいました。
夫も『織田さんってあのスケートの!?』と大興奮。
その声が聞こえたのかはわかりませんが、
ロケの準備中の織田さんがこちらを向いてくださいました。
失礼ながら「織田くーん!」と手を振ってみたら
目が合うように身体の角度まで変えて手を振ってくださいました。
織田さんが手を振っていたら隣にいたスタッフさんまでこちらに向かって
手を振ってくださったので驚きました。
『ロケの準備中に馴れ馴れしく呼びかけやがって!』と
迷惑そうにされてもおかしくないですもんね。
おじさんへの対応
恐らくこれから商店街を歩いてロケをするのでしょう。
商店街を進み始めた織田さん。
私達はぷらら天満に行きたかったので織田さんにはついて行かず、そこで逆方向へ。
すれ違うときにもじっくりとお顔を拝見しました。
なんて小さい顔!
そして姿勢がいい!
なんて思っていたら織田さんに一般人のおじさんが絡み始めました。
コロナ禍よ!ソーシャルディスタンス!
こちらの心配をよそに話しかけるおじさん。
それでも織田さんは笑顔。
人によって態度を変えることのない方なんだと再び感動。
一体何の番組だったのでしょうか。
織田さんに誰も近寄らないようにガードして
さっさとロケを終えてしまった方が楽だろうに
一般人にも親切に対応しながらロケをする姿が好印象でした。
今までにロケを見かけても手を振ってくださったり
一般人ともお話しをしながら歩くような方はいなかったので
すっかり織田さんのファンになっていまいました。
コロナ禍で心躍る日なんてほとんどなかったけれど、
織田さんとスタッフさんのお陰で春の思い出ができました。