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【手術延期】犬の頸椎ヘルニアに鍼治療を試す。変化と料金も公開

目次

鍼治療を選んだわけ

愛犬が歩けなくなったため、CTとMRIの検査を行いました。
気になる料金は以下で公開中です。



全身麻酔で行ったのですが、その日の夜に咳が止まらなくなり、
一時は口腔内、耳などが紫になってしまい、点滴騒ぎになりました。

詳しくはこちら。

こんな出来事があったのに医師は
翌日にヘルニア手術の予約を入れようとしていました。

翌日がダメなら4日後。

1週間なんて猶予はないとのことでした。

ですが、呼吸すらままならない愛犬に対し、
再び全身麻酔をする勇気が私にはなく、
手術は無期限延期としてもらいました。

担当獣医師の鍼治療への考え

「薬でダメなら鍼。
鍼でも悪化するようなら手術。
手術はあくまで最終手段」

素人の私の考えは上記のようなものでした。


しかし、担当獣医師は
「手術が最大の治療法。
鍼はあくまで最終手段。
手術で改善しなかった犬が最後にすがるのが鍼。」
という考え
です。

私が鍼希望だということを知ると
あまり乗り気ではなさそうでした。

医学的な完治はヘルニア部分を焼くなり切るなりして、
神経の圧迫を取り除くことを言うのかもしれません。

ですが、麻酔後の苦しそうな様子を見て
我が家ではそこの完治を目指すのはやめました。

手術が無期限延期になった日、
家族で何を目標に治療するかを話し合いました。

出た結論はこちらです。
・痛みなく過ごし、食欲を保つ。
・排泄したいときに自力で排泄し、
水を飲みたいときに自分で飲める。

最優先は痛みに苦しむことなく穏やかに過ごすこと。

まずはここを目標に鍼を試すことに
なりました。

初回の治療前後の様子

【震えの変化】
鍼治療前はずっと首が震えていました。
そして、首の筋肉は常にカチカチ。
先生曰く患部を守るべく筋肉を固くしているのだろうとのこと。
その震えが鍼の後は収まりました。


そして、さらに驚くことにすっと立ち上がりました。
尻尾も振ることが増え、表情も柔らかくなったような気がします。

更に驚いたのがこちらです。
しっかりと踏ん張って排泄を済ませ、
よろけながらも自分で歩いてトイレから出て
リビングに戻れるようになりました。

持続性

これは個人差が大きいと思います。
うちのわんこは施術から4日目の夜から動きが鈍くなり、
5日目に歩くときのよろけが大きくなり、
6日目には自力で歩けなくなり、
7日目には立ち上がらなくなりました。

なので、1週間に1度は通って様子を見ることになっています。

7kg以上ある愛犬を背負って病院と家を往復している私も
鍼治療を受けたいくらい腰がパンパンです。

愛犬の症状が落ち着くのが先か、
私の腰が限界に達するのが先か(笑)

通ううちに頻度が減ったら嬉しいなぁと秘かに期待しています。

費用

再診料 500円
鍼治療 2,500円
消費税 300円

合計 3,300円

手術をしていたら手術費・入院・入院中の処置など合わせて60万
+リハビリ等の通院費用が掛かる予定でした。

鍼治療は費用の面でも抑えられます。

やらしい話ですが、週1回を5年間受けても 
3000円×月4回×12カ月×5年=72万円。

もしかしたら5年経つ前に鍼の回数が
減っているかもしれません。

実はこの後、鍼専門病院に転院しました。

その先生は1週間に1度通うのは3回くらい。

その後は2週間に1度の施術。

全て合わせても半年通うことはない。

大体2か月から3ヶ月だと教えてくれました。

ただし、手術をしているともっともっと期間がかかかるか、
治らないかのどちらかとのこと。

転院したお話はこちらです。

手術を選ぶか、その他を選ぶかは飼い主さん次第。

鍼信者になるつもりはないので、
安全で効果的な治療や薬があるのなら
先生に相談して試そうとは思っています。

鍼治療で抑えられているうちはこのまま続けていきますので
何か変化があればまた記事にしてご紹介します。

鍼治療2回目と3回目の費用と変化

2度目3度目の体調の変化と治療料金はこちらに記録しました。

3度目の通院までに鍼専門医を探し、4回目からは転院しました。

なぜ転院したのかも以下の記事に記載しています。

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