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愛犬の手足が麻痺。全身麻酔でCT・MRI検査

目次

前回までの記録

前回までは2度ほど近所の動物病院に行きました。

ステロイドを服用中とやめた時の様子

飲み薬のステロイドを計1ヶ月
注射を計2回ほどしました。

ステロイド服用中→トイレまで抱きかかえて行くと
用を足してすたこらさっさと自力で部屋に戻れました。
(最初にかかった獣医さんはヘルニアでも積極的に散歩をしろとの指示。
ですが、検索した様々なサイトで『ヘルニアの内科的治療中は安静がポイント』
と記載されていたのでトイレも抱いて行っていました。)

トイレの帰りも抱っこしたいのに歩けるものだから
勝手に歩いて行ってしまうほど薬が効いていました。
時にはおもちゃを持って振り回すことも。

明らかに首に負担が掛かるので慌てて落ち着かせるほど
調子は良さそうでした。

ステロイドをやめた後→トイレからの帰りも自力では歩けず、
トイレで仰向けになって『抱っこしてくれー』とこちらに催促。
服薬中とは明らかに違いました。

調子いいならずっとステロイド治療を続けたら?
と思って先生にお尋ねしたところ、
ステロイドを長期間使用し続けると、
今度は糖尿病などの別の病気になってしまうとのこと。

限度は1ヶ月とのことで、もうステロイドは使えなくなってしまいました。

全身麻酔でのCTとMRI検査

うちの犬の場合、右手と右脚の麻痺が強く出ている状態です。

ヘルニアだと両方の前足、両方の後ろ脚というように
左右ではなく、前後での麻痺が多いそうで、もしかしたら
脊髄梗塞や脳腫瘍など、別の病気の可能性もありとのことでした。

いずれにせよ、レントゲンでは異常が見られなかったので
原因を探りたければCTやMRIでの検査となります。

多分この病気かなぁ?という曖昧な状態で治療をしていても
不安なだけなので、私たち夫婦としても原因は知りたい
ということで意見は一致していました。

しかし、1つだけ不安点が。。

犬はじっとしていることが難しいので、
CTとMRIは全身麻酔で行います。

人間でも大変なのにわんこが受けると思うと怖くてたまりません。

でも、事前の血液検査でも異常はなく、レントゲンでも肺がとても
綺麗だったので、先生としてはやる価値があるとのこと。

その日のうちにできるということだったので、
そのまま病院にお預けをしました。

当日の流れ

11時 病院到着
12時半 診察
そのまま犬をお預け
14時頃から検査
18時半 お迎え

こんな感じでした。
入院もなく、そのまま帰宅できました。

検査結果

まずはCT。

脳には全く異常なし。

脳腫瘍による手足の麻痺ではありませんでした。

続いてMRI。

首元に素人が見ても分かるほどのヘルニアを発見。

「うわっ!なんだこれ!」と
声を上げてしまったほどです。

4箇所くらいヘルニアがあり、
尖っているというレベルを越して
半分ほどふさがっていました。

診断結果は頸椎ヘルニア

ヘルニア部分が神経を圧迫し続けている為、
それを取り除かないと麻痺が四肢に広がるとのこと。

その病院では手術が出来ず、
別の病院を紹介されたのですが
驚いたことに手術は明日!


全身麻酔を2日連続でかけてもいいの!?
いう疑問
が浮かびました。

先生に聞いたところ、なんとも言えないと。。

えー!?

いったん翌日の手術は無しにして
手術をしてくれるクリニックの獣医師さんと
話をしてから日程調整をすることで落ち着きました。

やはり2日連続の手術はリスクは高いとのことで
4日後の手術となりました。

それでも4日後・・・。

食欲が戻らなかったら要相談ではあるが、
1週間、2週間空けるなんて無理だということで、
決断を急かされてるのが何とも辛かったです。

麻酔から覚めた愛犬

力ない目と出てしまっている舌。

そしていつもより丸くなった顔。

かわいい…。

なんともぶさかわいい。

動画も載せました。

過去の動画と見比べていただくと
どれだけ大人しいかが分かると思います。

ぐったりしているなるべく揺らさずに自宅まで連れて帰りました。

こんなに元気のない姿は初めて見ました。

犬のCTとMRIの費用

これはきっと誰もが気になると思います。

内訳をそのまま打ち込みます。
内金 30,000円
血管確保留置処置 1,500円
麻酔料  8,000円
CT撮影料 18,000円
MRI撮影料 25,000円
MRI2カ所目 10,000円
MRI造影追加料 10,000円
静脈点滴 3,000円
ダーマセレクトニューロ 2,880円
消費税 7,830円
合計 86210円

一つ一つは数千円や1万円でも積み重なると大きいですね。

我が家はペット保険に入っていないので全額自腹です。

次回の手術45万ほどかかるとのこと。

そこに入院費、入院中の処置費用、通院費。

大切な家族だから仕方なけれど、
動物病院の料金ってそれぞれ違うし、
レジに行くまでわからないから怖いですよね(笑)

今後の料金なども記録していくので、
同じ検査や治療をするわんちゃんの
参考になってくれたら幸いです。

ヘルニア部分のMRI画像

こちらです。
1か所だけではなく、4カ所以上あるのが分かります。

この時点で手術を勧められましたが、
以下のようなトラブルがあったので鍼治療に変更しました。

咳が止まらず呼吸困難。チアノーゼまで出現

麻酔から覚めた後、自宅に連れて帰ったものの、
咳が止まらなくなりました。

口の中、耳など紫になり、苦しくて手足も硬直。

病院に駆け込むことになりました。

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