義母の言いなりで泊まりの予定を組む夫
婚約の挨拶で夫の親に会うことになった時点で
夫と義母の行動で気になることがありました。
夫と義母だけで予定を決めてしまい、私にはぎりぎりになって
『親との食事があるからどこどこ駅に何時だからー』
と報告して来るのです。
どこにある店なのか、メニューが何なのか、何時にどこなのか。
当日の電車で詳細を夫に聞く始末。
こちらが聞くまで詳細を言わないことがそれまでにもありましたが、
聞かずにいたら前もって言うようになるかもしれないと思って
聞かずにいてみたらギリッギリまで何も言わない!
イラッ!
その時は単なる顔合わせであり、まだ結婚していなかったので我慢しました。
しかし、結婚してからもそれは変わりませんでした。
夫の親戚への結婚の挨拶のための食事会を義母が提案してきていたのです。
日程から当日の流れ、お返しの品、食事をするお店。
すべて義母が決めてしまいました。
お返しの品の中身が何かすら未だに知りません。
お金だけ請求されました。
それに対して何も疑問を持たない夫。
義母の言いなりで私には事後報告です。
『〇月〇日に泊まりで実家行くからー。』
『何時何分にどこどこだからー。』
と私の予定などお構いなし。
この食事会のときも最初は
“おばあちゃんのお見舞い”
とだけ聞いていました。
それがいつの間にか泊まりになり、
親戚への挨拶まわりをし、
その人たちを招いて食事会をし、
終わったらさっきまでいた人の家を回って
お礼をするんだとか。
は???
行きたくない!!
そんな気持ちがふつふつと湧き上がり、
ついに夫に文句を言いました。
初めて気持ちをぶつけた日
今まで夫の言うことに文句を言ったこともなく、
いつでも「それいいね!」と肯定してきました。
しかし、義母は私にとっては他人。
私たちの世帯は夫と私だけです。
義母に今後も振り回されることだけは避けたかったので
初めて物申しました。
・なぜ私の予定を聞かずに勝手に決めるのか
・お見舞いと聞いていたのになぜ食事会や挨拶回りが入っているのか
・そもそも泊まりなんてごめんだ!
・「妻にも相談する」という一言がなぜ言えないのか。
(私は実家から連絡が来て何かに誘われた時は一旦電話を切り、
夫にも相談してから物事を決めています。)
へへっ!と笑って話をとぼけるのが得意な夫に
話をそらされないように真顔で思いを伝えました。
私の初めての主張に焦ったのか、
・私は私の地元に泊まれば良い。
・食事が終わったら夫の実家や親戚の家には寄らずに即帰る
(結局、当日は義母の押しに負けて夫の実家と親戚の家に寄りました。
断れない夫にまたもやイラッ…!!夕飯も食べていくかと言われましたが
小声でずっと「帰るよ。早く。夕飯なんか食べない。帰る帰る帰る…」
と夫に聞こえるように念仏のように唱えていました(笑))
最初なんだから我慢しろ。
嫁だろ?
と思うかもしれません。
最初に我慢したらきっと次も同じことの繰り返しです。
今まで何も言わなかったのに何を今更?
となってからでは遅いと私は思いました。
結婚して初めての年末年始は私たちが夫婦揃って熱を出し、
そしてその数か月後にはコロナの流行。
義母は相変わらず夫にLINEを送っているようですが
会う機会はなくなったので清々しています。
嫁に嫉妬する義母
義母は私への嫉妬でメラメラしています。
食事会で親戚の人に夫も家事をするのかと聞かれ、
オムライスを作ってくれたことがあると答えると
『私は作ってもらったことがないのにー!!』
と隣の席で大騒ぎ。
対抗しないといけないと思ったのか
私の顔に自身のブランドバッグを押し付けて
『これね!夫ちゃんが買ってくれたんだからね!』
と謎の自慢。
それを私への対抗心だとは知らずに
へらへらと笑っていた夫のことは今でも恨んでいます(笑)
結婚のお祝いも私の親戚や親は
『二人で使える家電や家具で欲しい物があれば教えてね!』
と言ってくれたのに、義母は
『夫ちゃんのお布団がそろそろ傷んでるんじゃないの?』
と夫中心。
結局、布団すらなく、義兄と連名で誰よりも安いお祝いをいただきました。
ないよりいいか。。
何はさておき、
そっちがその気ならこっちだってそれなりの態度で行く!
というのが私のモットーなので、義母が態度を変えない限り
仲良くすることは避けていくつもりです。
義母から夫へのLINEを見てしまった
先ほど書いた食事会の後、夫に言われたことがあります。
『今までなんでおともちゃんが怒ってるのか分からなかった。
お母さんがやってくれてるんだからいいじゃないかと思ってた。
でも、今日分かった気がする。子離れできていないし、お節介すぎる。』と。
それを聞いて安心しました。
義母の肩を持つようだったら離婚を考えていたかもしれません。
それ以降、夫は義母に対してドライな対応をしているようです。
しかし、義母からしたら今までは言いなりだった息子が突然の塩対応。
嫁のせいだ!と勘繰らないわけがありません。
夫の意思で行っているのにこういうときは嫁が悪者になるんだからたまったものではありません。
そんなとき、夫のスマホを借りて楽天市場で買い物をしていたら義母からのLINE通知が!
『彼女を受け入れようとこちらとしてもやることをやったのに、蚊帳の外なんてうんざりです!』
という文章が目に入りました。
待て待て待て。
まず、世帯が別なんじゃ!
蚊帳の中にいられると思っていることに驚きました。
早く子離れしてほしいものです。
義実家は敵陣!上司の名言
そんなエピソードがあってから、上司が結婚祝いで食事に連れて行ってくれました。
そのときに上司がこんなことを言ってくれたのです。
『俺は自分の実家じゃなくて妻の実家を優先している。
顔出しの頻度も妻の実家の方が多い。
自分の実家に行くときは妻が嫌なら連れて行かない。
なぜならば、義実家は敵陣!
お前は奥さんをたった一人で敵陣に乗り込ませたんだ!
食事会をお母さんが実施したいと言ったのなら
奥さんの身内もそこに招待して、奥さんの味方も固めておくべきだろう!』
上司のこの一言は私を超スッキリさせるものでした。
美味しい焼肉屋さんだったのに、夫は味を覚えていないそうです(笑)
現在、私たちは義母の家からは新幹線に乗らなくては来られない距離の場所に住んでいます。
コロナもあって行き来しなくていい状況が続いていますが、今後どうなるかはわかりません。
ですが、上司の一言とへこんだ夫を見てすっきり!
今は夫と犬との生活を満喫しようと思っています。