驚きの通報理由
1月10日は110番の日だそうです。
言われなければ気付かずに過ごしてしまいそうです。
普段は110番を意識することはないですもんね。
以前、110番の日にちなんで、困った通報も紹介されていました。
ゴキブリが出た!と110番
蚊に刺された!と119番
そんな通報があることは以前見た報道で知っていたけれど、昨年はこんなものがありました。
【飼い犬が懐かない】
知らんがな!
ふざけてそのような内容で通報しているのも大変な迷惑だけど、
警察が介入すれば飼い犬が懐くと本気で思っていたとしたらそれはそれで衝撃。
飼い犬には飼い主が全力で向き合いましょうとしか言えないですよね。
通報した経験
幸いなことに私が110番した経験はないのですが、
119消防への通報の経験はあります。
その際に困ったことを記載しておこうと思います。
私が消防に通報したのはとある喫茶店で火災に遭ったときです。
1階が喫茶店。
2階が住居だったようですが、
2階のキッチンで揚げ物をしていたことを忘れたまま店主が1階でお喋り。
その結果、2階が燃え始めてブレーカーが焼け、
1階の照明や音楽も落ちて火災に気付いたという感じでした。
2階に続く階段を店主が上りはじめたときにはもう火が見えたのでしょう。
『やってしまったー!火事!』という大声が!
その言葉が聞こえてきたと同時に私は「通報します!」と自分の携帯で119に連絡しました。
しかし、困ったのはここから。
電話に出てくれたオペレーターさんからいくつも質問がきます。
・そちらの住所は?
・そちらの建物は何階建てで何階から出火してる?
・その建物の各階は何に使われている?
・けが人は?
・出火してから何分くらい?
・出火元は?
自宅ならまだしも、たまたま入った飲食店です。
何階建てかなんて意識して見てないし、住所もわからない。
各階が何に使われてるか?そんなのいいから早く来てくれーい・・・。
半ばパニックになりながら道に出て柱に貼られてるプレートで番地を確認。
飲食店で自分は客なので各階の利用状況などはわからないことを伝え、
とにかく来てもらうように依頼。
その際に私の個人情報を聞かれ、消火活動が終わった後にも当時の状況を聞かれました。
消防の方は終始親切でしたが、こんな経験は滅多にないので震えてしまいました。
もしこれが自宅だったら冷静に住所を言えるのか。
そう考えたら無理かもしれない。
このエピソードを母に話したら実家で経営している店のレジカウンターの下に
【火事・救急→119・警察→110】と書かれた紙が貼られるようになりました。
その下には住所と電話番号も書かれています。
パニックになったら通報番号や住所すら忘れそうだから書いておいたのだと。
私も自宅のすぐに取り出せる場所に住所の書かれた紙を入れてあります。
自宅の住所や今いる場所の住所がわからないなんてウソだろ~?
そう思っていても緊急時には自分を自分でコントロールできなくなります。
ただ読み上げればいいように、住所や電話番号を用意しておくといいかもしれません。
これまで、通報について書いてきましたが、
通報なんてしないに越したことはないので、火の元や健康、防犯には気を付けましょうね。