理想と現実
私たちは当初は自由設計の家を買おうと考えていました。
それが実際に契約をしたのは建売の一戸建て。
しかも、まだ土地の状態(笑)
はい、完成までどんな家になるのかわかりません。
以前、家選びの耐震等級の話を書きました。
契約した建売も耐震等級は3。
耐震等級3“相当”ではなく、きちんと証明書のつく“3”だったので契約に至りました。
ここだけはしっかりこだわりました。
とはいえ、リクシル、TOTO、パナソニック、YKK。
たくさんのショールームを回って間取りまで何度も練っていたので、
今更建売かよ!と思いました。
でも、自由設計は間取りが決められるというだけで、
設備はほとんど建売と変わらないことに気付いてしまったんです。
自由設計をやめて建売にした理由
【自由設計】
間取りを決められるだけで設備は予め決められていて自由度が低い
【注文住宅】
間取りから設備まで自由に決められる
私たちが見てきた建築条件付きの土地は“自由設計”でした。
なので、設備はすべて決まっていたんです。
これを初めのうちは理解していなかったのです。
床暖房は使わないから不要と言っても付いてくる。
ミストサウナは不要と言っても付いてくる。
これは便利だから付けてほしいと言うと別料金でのオプションオプションの嵐。
いらないものを削れないことがストレスでした。
自由設計って言ってるのに自由じゃないわよね!!とイライラしていました(笑)
注文住宅じゃないんだから当たり前です。
不要な設備の料金も削れないわけだし、間取りといっても一般人が考える間取り。
そんなに奇抜なものでもない…。
それならばお任せしておけばよい建売でよくない?となりました。
私たちの契約した建売はまだ建っていなかったので、
・壁紙の色
・外観の色の組み合わせ
・ダウンライトを付ける位置
・インターホンとポストの位置
・コンセントの位置
に関しては決めることが出来ました。
色が決められてたことでちょっとしたオリジナル感が出て愛着がわきそうです。
建売住宅購入後の楽しみ方
自分が生まれ育った家の間取りや設備、覚えていますか?
私は生まれたときはメゾネットタイプのアパートでした。
小学生のときに一戸建てに引っ越しをし、大人まで過ごしました。
今回、夫婦で一戸建て探しをしているときにふと思いました。
生まれ育った家は選べなかったけれど、「この壁紙ださっ!」とか
「この床の色、趣味悪いわー」などと思ったことないなと。
そりゃ、最新設備と比べたら劣る部分もあるし、住むうちに劣化はするけれど、
家に関して毎日頭を抱えて悩むことはありませんでした。
ということは、住んでしまえば愛着はわく!
そして、住んでいるうちにもっとこうしたいという部分が見つかったらリフォームすればいい。
だって自分の家なんだから!
浴槽を入れ替えようが、リビングの床材を変えようが自由。
10年後、20年後のリフォームを楽しみの1つにするのもありだと思いました。
それまでにお金を貯めておかなくては…(笑)