地震大国 日本
2020年1月17日
阪神・淡路大震災から25年が経ちました。
街並みだけ見たら復興したように見えても震災を体験した人の恐怖は消えることがないはずです。
もう25年ではなくて、まだ25年。
今後も震災の教訓を忘れずに、次の世代にも語り継がないといけないと思います。
昨夜も新島で震度5の地震がありました。
日本に住む以上は地震からは逃れられないのかもしれません。
震災を経験した友人の話
大きな震災を体験した友人もいる中、とても印象に残った話がありました。
それは避難所での家族や友人との待ち合わせ方法。
災害が起きて避難所に行くことになったとき、どこで待ち合わせをするか決めていますか?
『何かあったときは避難場所に指定されてる学校ね!』という決め方をしていませんか?
普段ならそれで出会えるかもしれません。しかし、災害時となれば一つの学校に何百人の避難者が集まってごった返します携帯の電波もない中で校内を見回して家族を見つけるのは至難の業。
実は同じ避難所やお隣の学校にいたのに気付かないなんてこともあったそうです。
避難する際には
・〇×中学校の正門の前に何時というような細かい決め方をしておくのが大切。
確かに、“避難所に指定された学校”だけでは一体どこなのかわからないし、○○中学校だけだと校門の前なのか、体育館なのか、校庭なのか、まったくわかりませんよね。
そして、場所を細かく決めてもそこに24時間立っているわけにもいかない。
“○○中学校の正門に毎日10時~11時”
などと時間も指定することでその時間に会えなければその他の時間に体力を温存したり、情報を集める時間に使える。
Wi-Fiもあって情報が溢れかえっている中で生活していると、それがない生活がどんなに不便かなんて想像もつきません。
今は避難所に来た方の名簿を作ってリストを見られるようにしてあるのかもしれませんし、もっとハイテクな方法で避難者を把握しているのかもしれません。
ですが、災害時は人手も足りなくなります。人に頼るのではなく、自分で行動しないといけません。
せめて家族との合流方法だけは日ごろからっかり話し合っておいた方が良いはず。
私も春先には新居へと引っ越します。周辺環境もがらりと変わるので、緊急時にどこでどう落ち合うか、夫としっかり話し合おうと思っています。
もうすぐ年明け。2021年は楽しい思い出をたくさん作れる一年となりますように。