過去の治療
ヘルニア検査の費用や手術を選ばなかった理由は過去記事に記載しています。
治療中の様子
今までは歩くことが出来なかったので
治療中もじっとしていました。
それが今回は歩けるようになっているものだから動く動く!
スタッフさんが出入りしたり、小窓から別の飼い主さんが見えたりすると
立ち上がって尻尾を振りまくり。
なんなら首も振りすぎて鍼が飛ぶ…(笑)
何度刺し直したか。
じっとしていない=動ける(元気)ということなので嬉しい変化ではあります。
それでも、電気鍼は気持ちがいいことは今回も同じだったようで
電気鍼になったらスヤスヤと眠っていました。
動物が苦痛を感じなくて良いのも鍼治療の嬉しいところですね。
転院して3回目。治療終了でもOK!?
右手の麻痺が若干残っているものの、
室内で暮らす分には不自由ない状態まで回復してきたので、
もし飼い主である私や夫がこれで満足ならば治療終了でもOKと
言われました。
★痛みさえ取れればいい
★室内で転ばずに歩ければいい
★散歩で走りたい
など、飼い主さんによって求めるものが違いますよね。
飼い主さんの目標に達していれば終了、
もう少し頑張りたければ継続。
それが選べるのも鍼治療の良さだと思います。
我が家のわんこはまだふらついたり、
立つまでに時間が掛かったりするので、
次回の予約もお願いしました。
今までは1週間に1度の通院でしたが、
次回は2週間後。
その間にも自然治癒力は進むので、
そのときに麻痺が取れていれば
月に1回だけ再発予防で通ってもいいし、
気になることがあったときだけ通っても良いと先生が言ってくれました。
費用
今回の鍼治療の料金は
再診料 920円
鍼治療 7,000円
消費税 792円
合計 8,712円でした。
治療の効果
今回の治療前はこのような感じで布団のように滑らない場所で立ち、
数歩歩いたり、撫でてほしいときに手を動かして催促するくらいまで
回復していました。
6回目の治療から3日経った今はなんと、
普通に歩けるようになっています!
我が家がもうすぐ引っ越しで部屋が恐ろしく散らかっているのと、
もしも転んでしまって頭を打ってしまっては困るのでサポートに回っているため
動画は撮れていません。
ですが、私の部屋あるトイレからリビングを経由して
夫の部屋までほぼ転ばずに歩けるようになっています。
引っ越しが完了したら動画を撮りますね。
食欲もあり、痛みに震えることもなくなったので
自宅内で過ごす分には不自由がなくなりました。
鍼でヘルニアが良くなるなんて半信半疑でしたが、今なら言えます。
手術の前に鍼治療を試して!!と。
手術をしてからリハビリに鍼を使うという方法だと
手術で組織が傷つけられているので鍼が効果を発揮しないことが多いそうです。
うちのわんこもグレード4かなぁ、3かなぁという感じで
検査をした動物病院では手術をゴリ押しされました。
・自力での排泄が難しいレベルの子でも回復率は十分に高いということ。
・手術は再発はあるけれど、鍼に来ている子で再発したわんちゃんはいないということ。
・費用も手術より安い
・施術の際、ずっと近くにいられて終われば一緒に帰れる
胡散臭いと思っていた鍼にはたくさんのメリットがありました。
デメリットは正直思いつきません。
鍼には適応症というのがあって、
ヘルニアはそこに当てはまりました。
悪性腫瘍などは鍼よりも手術となるので、
すべての病気に鍼が有効というわけではありません。
その点を理解した上でうまく取り入れていけば良いと思います。
この記事がヘルニアに悩むわんちゃんと飼い主さんの参考になれば嬉しいです。