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【軽くて洗える手作り犬用トイレ】費用と作り方を公開

目次

手作りトイレを作るきっかけ

我が家のわんこは2匹ともペキニーズ。最初は通販で買ったトイレを使用していました。

小型犬に小型犬用のトイレを買ったのだから問題はないはずだと思ってしばらく使っていたけれど、日に日に床が汚れるんです。

後ろ足、または前足だけトイレに入っていてその他はトイレの外。おしっこが床にはみ出てるなんてことがほぼ毎日でした。

ひどいときは、うんちのためにトイレの中でクルクル回り始め、夢中になってるうちに部屋の真ん中まで出てきてしまって、そこにこんもりと肛門からの落し物…ということも(笑)

「なんで中に入れないのよ!用はトイレで足してよ!」と文句を言いたいところですが、この姿を見て納得!

この子は繁殖引退犬。愛護団体さん経由で我が家に来たペキニーズの女の子です。

体重5キロ弱で痩せているのにこの狭さ。中で回転すらできないんだからそりゃ外にするわ!

どうにかせねばとネットを見ても広い犬用トイレって数がない。そして高い。


ということでトイレスペースの自作が決定。



ホームセンターに行って材料を見てきました。

コルク、天然木、アルミ、紙、レンガ。トイレに使えそうな材料は沢山あるし、凝ったら凝っただけ見た目や使い勝手もよくなりそう。

でも、トイレも毎日使っていれば臭いもつくし、飛び散りなどで汚れる。

ある意味消耗品。

様々な材料がありましたが、今回は
・車のない私達でも持ち帰れる軽さ
・リーズナブル
・不要になったときに小さく切るなどして簡単に捨てられる

・汚れても洗える

これを重視して選びました。


そして買ったのが以下の材料です。

材料&費用

囲い部分の材料
プラダン 91cm×45cm×厚さ4mm  4枚(1枚あたり480円)
テープ 家にあった養生テープを使用 200円くらい

【底部分の材料】
ジョイントマット 30cm×30cm   9枚(1枚あたり110円)

合計 2,910円
☆その他にハサミかカッターを使用します!

“犬用”“ペット用”と付く商品って高いですよね。先ほど載せた小型犬用トイレも送料入れて5500円くらいしました。


今回の材料費を見てびっくり。3,000円を切りました。
これで広いトイレスペースを作れるなんて激安。

プラダンなら軽いので、車がない方でも持ち帰りが簡単です。
お会計の際に取っ手をつけてもらえば楽々歩けますよ♪

超簡単な作り方

作り方とわざわざ書くほどの難しい作業ではありません。

①プラダンの1枚を入口用にくり抜きます。カッターで簡単に切れます。
うちは小型犬なので、しっぽに当たらない高さ(30cm)でくり抜きました。
こんな感じ。(画像をご覧ください)

②すべてのプラダンを正方形になるようにテープで止める
③中にジョイントマットを敷き詰める

完成!30分かかりません!

先ほどくり抜いたプラダンが勿体ないので、出入口部分に敷きました。
出入口の際どいところで用を足してし漏れてしまったとしても、これなら大丈夫かしら。

※我が家では家にあった青いテープを使用してしまいました。でも、どうせ貼るならプラダンの色に合わせた方が美しいですね!

アクセントであえて別の色を使うのならおしゃれかも…?手作りだからこそ、色や大きさもお好みでできるので、季節ごとにデコレーションして楽しむものあり!?

After&床への漏れ防止

そして完成品!小型犬2匹で入っても広々。

90cm、90cmのトイレサークルが出来ました。

(先月施設から来た子がまだトイレを覚えられていないため、匂いつけのために使用済みのトイレシーツが置いてあります。お見苦しくて申し訳ないです)

ジョイントマットを底に敷き詰めてはいますが、漏れてしまうと困るので、ジョイントマットの下に洗える防水シーツを敷いています。

使い捨てではないので、洗って繰り返し使えるところがポイント。私は小さい防水シーツの端が少し重なるように並べてからジョイントマットを置いています。

もちろん大きい防水シーツも売っていますが、小さい方が使い勝手がよかったのです。

小さめの防水シーツにするメリットは
・汚れてしまった1枚だけを洗えばいいので洗濯が楽
・1枚ずつ洗えるので水や洗剤も節約できる
・足元がごわつかない(大判だとトイレサークルの大きさに合わせて折り畳むのでごわつく)
・収納スペースが少なくて済む
・なんといっても価格が安い

今のところ、この防水シーツにお世話になっています。

もう使用歴は10年くらいかな?10枚くらいまとめ買いして洗って使ってます。

1枚は少し破けて、もう1枚はじわっと水分が染み出てくるようになりましたが、値段を考えたら超優秀!

大判が破けたら丸々買い直しはお高くて悩むところだけど、ミニサイズなら買い直し時の負担も少ないのでオススメです。

お裁縫が得意な方は一番大きなサイズを買って、好きな大きさに切って、四辺を縫うのもありですね。

ワンちゃんを飼っていると、一筋縄ではいかないこともありますが、ああでもないこうでもないと試行錯誤する時間もかけがえのないひとときですよね♪

私ももう30年も犬と暮らしていますが、1匹1匹性格も違えば体格も食欲も違って発見の毎日です。

今までは既製品に頼っていたトイレサークルを自作したことでまた一つ、家族の思い出ができました。

犬のともに暮らす中で生まれた“不便”にイライラすることなく家族とのレクリェーション感覚で改善・解決していこうと思っています。

サークルを作ってからおトイレの失敗回数

手作りトイレサークルを使ってから日数が経ったので、経過を2020.11.19追記します。

トイレサークルを作る前はどこまでがトイレのスペースだか分かりにくかったのか、トイレに前足だけ突っ込んで、体はトイレの外ということが多々。ほぼ毎日のように床が汚れていました。

またはみ出してるー!!と絶叫しながら雑巾かけをする日々でした。

このサークルを作ってから、100発100中でトイレの中でしてくれています。

囲いがあることで、どこまでがトイレだかを認識した模様。

今までのトイレは狭くて、回転すると体が当たっていましたが、このサークルは90cm×90cmの広い作り。

どんなに回っても大の字に寝ても邪魔するものは何もないので、当たり前のように入って行っては用を足し、綺麗なゾーンで昼寝までする始末(笑)

材料を揃える手間、組み立てる手間はありますが、今までの床掃除の時間を考えたら楽!作ることを決めてよかったと思っています。

人間に個性があるように、犬にも個性があります。

たまたまうちのワンコの好みには合ったけれど、他のワンコには合わないかもしれない。

ぜひ、みなさんのお家のわんこちゃんに合ったトイレサークル選びをしてあげてくださいね。

番外編 クローゼットをトイレとして利用

引っ越しをしてからクローゼットをトイレとして利用し始めました。

今回買ったプラダンも割れたりすることなく再利用できています。

使い捨てシーツをやめて洗えるペットシーツに変更

その後、我が家の犬のトイレは更に変化をとげました。毎回まとめ買いして場所を取っていた使い捨てトイレシーツ。

ゴミ箱に捨てても漂ってくる臭いが気になってもいたので、思い切って洗えるペットシーツに変えました。

これが物凄い節約にもなり、ニオイ問題もなくなりました。

これからも気付いたら改装し、犬にとっても片付ける飼い主にとっても楽なトイレに作り替えていこうと思っています。

長い記事にお付き合いいただき、ありがとうございました。

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